「いい土からしかいい木は育ちません|負債をSTOP!リセールバリューで賢く資産を守る」
~前回のつづき~
●リセールバリュー
『リセールバリュー』という言葉
今後色々登場します。
大事な考え方なので
これもよく知っておいてください。
リセールバリューというのは
購入した価格を再度販売するときの価格のことです。
買った時の価格(=買値)と同じものを
他にもう一度売った時の売値との差
のことです。
例えば
(a)2000万円の中古のフェラーリ
(b)730万円の新車のランドクルーザー
俗にいう「ランクル」ですね。
(c)300万円の新車のプリウス
これらの車を3年後に売った場合いくらになるでしょう?
(a)2000万円のフェラーリ
(b)730万円のランクル
高いと思いますよね?
(c)300万円のプリウスが一番安い。
普通はそう思いますよね?
では
3年後の価格は一体いくらなのか。
(あくまでも一例ですが)
(a)2000万円のフェラーリは1900万円で売れました。
差額が100万円ですよね?
(b)730万円のランクルは630万円で売れました。
こちらも差額は100万円です。
(c)300万円の新車のプリウスは150万円でした。
差額が150万円です。
一番価格的に安いものを買ったつもりなのに
結局(c)300万円の新車のプリウスを買ったのが一番高くつく。
これは一例ですが滅茶苦茶な価格付けではなく実際の話です。
例えば
フェラーリなんかだとすごくリセールバリューがいい。
フェラーリに実際乗っていた友人の話でも
1500万円で買って2年ぐらい乗って
1400万円で売れたそうです。
100万円の差額。
ランクルは海外で非常に人気のある車で
新車で買って3年乗った後に売っても
時期にもよりますが実際上記のような価格で売れます。
新車のプリウスだと3年乗ったら約半額です。
●需要と供給
これが「需要と供給」です。
リセールがいい車というのは
中古だったとしても欲しい人が多い。
ランクルのように
海外で人気があるとか欲しい人が多い。
大衆車というのは供給=数が多い。
だから大体3年でほとんどの大衆車が
半額ぐらいになります。
ベンツやBMWなど高級車のイメージがあると思いますが
これのリセールバリューというのもすごく悪い。
だからベンツやBMWなど新車で買うというのは非常に損です。
(もちろんその中でも値段が落ちしにくいものはあります)
ということはフェラーリを買えばいいのか?
という話になりますが
実際には高級車の実用性というのがあり
2000万円用意してくださいと言っても
すぐに現金では用意できない。
ということはローンを組む必要がある。
また
・立体駐車場には停められない
・ぶつけた時の修理費が高い
等の問題があります。
もちろん高級車でも
乗れば乗るほど値段は落ちます。
使えば使うほど値段が落ちるので
その辺りの実用性もあります。
でも実際周りの金持ちはランクルに乗ったり
値段が落ちにくい車に乗っています。
やはり知恵のある人たちは
車一つにしても本当に上手に乗っています。
上手に買う。
この「リセールバリュー」という考え方が
非常に大事です。
賢い人はいい車でも安く乗りつぐ。
お金を持っているから高級車に乗るのではなく
お金を持っていても賢い買い物をする。
●価格と価値
車以外においてもすごく大事な考え方です。
普通の人は価格だけ見て高い安いを判断する。
でも極端な話
買ってすぐ値上がりするものだったら
借金してでも買うべきです。
1000万だろうが1億円だろうが
買った瞬間に100万円得するのであれば
絶対この価格で売れるというのであれば
借金してでも買うべきです。
でもみんなそうじゃない。
買った瞬間値下がりして
損するものを借金して買っている。
これだったら逆のことをしてますよね?
(余談ですがロレックス投資なんかだと
『デイトナ』という有名な腕時計があります。
どんどんプレミアが付いて値段が上がっています。
買った状態でそのまま車庫や金庫にしまっておいて
年数が経つほど値段が上がっていくのを待つ投資法もあります。)
その考え方がすごく大事です。
だからどうしても車を買うのであれば
リセールがいい車を買ってください。
このリセールは非常に大事な概念です。
値段が安いからと言って安いのではなく
リセール=実際の価値
差額を考えるのが非常に大事です。
ただリセールがいい車というのは実用性の問題があっても
やはり需要と供給の関係でプレミアであったりとか
値段が高いことが多い。
ランクル買うと言っても
730万円キャッシュで用意するの大変ですし
使えば使うほど値段が下がります。
このリセールバリューという考え方がすごく大事です。
これ以上値落ちしない車を買う
というのが大事です。
すでに買ってる人は
安い車に買い替えてください。
今の車はドンドン
価値が下がっています。
やはり今乗ってる瞬間も
元々値落ちが激しい車というのは
乗ってる間も下がります。
とはいえローン残債が残っていると
一括で返さなくてはならなくなる
可能性が大きい。
どうしても一回手元にきた車というのは
手放すのが辛い。
だからそういう人は
今の車を大事に乗り続ける。
定期的にそろそろ車を買い替えようかな?
という人がいますが本当に新車が必要でしょうか?
●10万kmの伝説
10万km乗ったら大体車が壊れる
という都市伝説もあります。
そんなことはありません。
ちゃんとメンテナンスしてたら壊れません。
●STOP!負債!!
要は負債をこれ以上増やすことなかれ。
今でストップしてください。
消費と浪費を一緒にしない。
「混ぜるな危険!」です。
再度認識しておいてください。
繰り返しですが買ったら
ダメと言ってる訳ではありません。
順番を変えようということです。
●木と土
お金のなる木を育てるためには
いい土からしかいい木は育ちません。
出ていくお金を減らすという
土の部分を作っています。
木を植える前に土作りからです。
特にリセールバリューは
車以外でも本当に大事です。
覚えておいてください。
●まとめ
・車貸し出しサービス
→空いてる時間の車を貸し出して少しお小遣い稼ぎをするサイトもある
・車検代金を見直す
→大事なのは相場を知ること
・価格と価値
→一緒にしない
・リセールバリュー
→購入した価格を再度販売するときの価格のこと
・需要と供給
→賢い人はいい車でも安く乗りつぐ
・価格と価値
→買ってすぐ値上がりするものだったら買った瞬間に得をする
それは借金してでも買うべき
・10万kmの伝説
→ちゃんとメンテナンスしてたら車は壊れない
・STOP!負債!!
→買う順番を変えよう
・木と土
→お金のなる木を育てるためにはいい土からしかいい木は育たない
Special Thanks college president Ryo.
●おまけ
≪≪Chat-GPTくんによる要約≫≫
要約
【リセールバリューとは】
- リセールバリュー:購入価格と再販売価格の差額。
- 車を購入する際、この差額を考慮することが重要。
【具体例】
- 2000万円の中古フェラーリ:3年後1900万円(差額100万円)。
- 730万円の新車ランクル:3年後630万円(差額100万円)。
- 300万円の新車プリウス:3年後150万円(差額150万円)。
一見安いプリウスが最も高くつく。
【需要と供給】
- リセールが良い車は需要が高い。
- ランクルは海外で人気があり、リセールが良い。
- 高級車でもリセールが悪い車が多い(例:ベンツ、BMW)。
【賢い購入】
- 高級車は実用性や維持費の問題があるため、すぐに現金で購入するのは難しい。
- 周りの金持ちはリセールが良い車を選んで賢く購入。
- リセールバリューの概念が重要。
【価格と価値】
- 価格だけでなく、価値も考慮するべき。
- 買ってすぐ値上がりするものなら借金してでも買うべき。
- 普通の人は値下がりするものを借金して買っている。
【実用性】
- 車以外にもリセールバリューの考え方は重要。
- 定期的なメンテナンスが大切で、10万km乗っても壊れない。
- 負債をこれ以上増やさないこと。
【木と土】
- 良い土が良い木を育てる。支出を減らしてから投資に向かう。
【まとめ】
- 車貸し出しサービスを活用して小遣い稼ぎ。
- 車検代金の相場を知ることが大事。
- リセールバリューを重視して賢く購入。
- 10万kmの都市伝説はメンテナンス次第で問題ない。
- 負債を増やさず、買う順番を考える。
- 出ていくお金を減らし、良い投資のための土台作りが重要。
≪≪Chat-GPTくんによる英訳≫≫
Continuing from Last Time
【Resale Value】
The term “resale value” will come up frequently.
It’s an important concept, so make sure you understand it well.
Resale value refers to the price at which an item can be sold after it has been purchased.
It is the difference between the purchase price and the resale price.
For example:
- (a) A used Ferrari for 20 million yen (source: kakaku.com)
- (b) A new Land Cruiser for 7.3 million yen (often called “Land Cruiser”, source: Toyota website)
- (c) A new Prius for 3 million yen (source: Toyota Mobility Kanagawa website)
How much will these cars be worth if sold three years later?
(a) The Ferrari purchased for 20 million yen could be sold for 19 million yen after three years. The difference is 1 million yen.
(b) The Land Cruiser purchased for 7.3 million yen could be sold for 6.3 million yen. The difference is 1 million yen.
(c) The new Prius purchased for 3 million yen could be sold for 1.5 million yen. The difference is 1.5 million yen.
Although the Prius seems like the cheapest option initially, it ends up being the most expensive in the long run.
This is a real example and not an exaggerated pricing.
For instance, Ferraris generally have excellent resale value. A friend who owned a Ferrari bought it for 15 million yen, drove it for about two years, and sold it for 14 million yen. The difference was 1 million yen.
Land Cruisers are highly popular overseas and can often be sold at similar prices as mentioned above even after three years.
In contrast, a new Prius will be worth about half its price after three years.
【Supply and Demand】
This is the concept of “supply and demand”.
Cars with good resale value are in high demand even as used cars.
For example, the Land Cruiser is popular abroad, so many people want it.
Mass-market cars are plentiful in supply, so their value tends to drop by about half in three years.
Luxury cars like Mercedes-Benz and BMW often have a bad resale value, making it a loss to buy them new. (Though some models may retain their value better.)
So, should you buy a Ferrari then?
In reality, luxury cars have practical issues. Even if you can prepare 20 million yen, you might not have it as cash immediately, necessitating a loan.
Additionally:
- They cannot be parked in multi-story car parks.
- Repair costs are high if you damage them.
Luxury cars lose value the more they are driven, so practicality is also a factor.
However, wealthy individuals around you often drive Land Cruisers or cars that retain their value well. They are knowledgeable and buy wisely.
This “resale value” concept is crucial.
Smart people find ways to drive good cars affordably.
They don’t drive luxury cars because they are rich, but because they make wise purchasing decisions.
【Price and Value】
This concept is also important beyond just cars.
Ordinary people often judge high or low prices at face value.
However, in extreme cases, if something will increase in value immediately after purchase, you should buy it even if you need to take a loan.
Even if it costs 10 million yen or 100 million yen, if it will increase by 1 million yen instantly, you should buy it.
But most people do the opposite; they take loans to buy items that depreciate right after purchase.
This is the wrong approach.
As a side note, investing in Rolex watches, like the famous ‘Daytona’, has been gaining value with increasing premiums. Keeping it in its original condition in a garage or safe, and waiting for the value to rise over time, is also an investment strategy.
This thinking is crucial.
Therefore, if you must buy a car, choose one with good resale value.
This concept is extremely important.
A low price doesn’t necessarily mean it’s cheap; the resale value equals actual value.
Considering the difference is essential.
Even if a car with good resale value has practical issues, it often has high demand and a premium price due to supply and demand.
While buying a Land Cruiser for 7.3 million yen in cash is challenging, the value still decreases with use.
Understanding the concept of resale value is very important.
Buying a car that doesn’t depreciate much is crucial.
For those who already own a car, consider switching to a cheaper one.
Current cars are losing value rapidly.
The value decreases while you are driving if the car originally depreciates quickly.
However, if you still owe on the loan, you may need to pay it off in full if you sell it.
It’s hard to part with a car once you own it.
In such cases, take good care of your current car.
Do you really need a new car if you are thinking of replacing it regularly?
【The 100,000 km Legend】
There’s a myth that cars break down after 100,000 km.
This is not true. Cars won’t break down if they are properly maintained.
【STOP! Liabilities!!】
Stop increasing your liabilities any further.
Don’t confuse consumption with waste.
“Do not mix!” is the key.
Reiterate this in your mind.
It’s not that you shouldn’t buy at all, but consider changing the order.
【Soil and Trees】
To grow a money tree, you need good soil.
We are creating the soil by reducing outgoing money.
Prepare the soil before planting the tree.
This resale value concept is very important beyond cars. Remember it.
【Summary】
- Car rental services: Use websites to rent out your car during idle times for some extra money.
- Review car inspection costs: Know the market rates.
- Price and value: Do not confuse them.
- Resale value: The price at which a purchased item can be sold again.
- Supply and demand: Wise people drive good cars affordably.
- Price and value: If something will increase in value immediately after purchase, it’s worth buying even with a loan.
- The 100,000 km legend: Properly maintained cars don’t break down at 100,000 km.
- STOP! Liabilities!!: Change the order of purchases.
- Soil and Trees: Good soil is essential for growing a money tree.
Special Thanks OpenAI.