#14-2 退去費用を下げる方法~3~

貯める力

「訴訟しますよ|知識が武器!退去費用の不正請求を撃退せよ」

 

〜前回の続き〜

 

●退去でも儲ける仕組み

ここでも儲けようとするんですよね。

いくつかパターンあるんですけれども。

 

(1)家主が自主管理しているパターン

家主と入居者の人がいるだけ。

これだと分かりやすい。

 

これは感覚値ですが

家主さんと入居者さんが

直接当人同士でやり取りしている方が

 

無茶はしないパターンが多いです。

 

(2)管理会社が儲けるパターン

家主と入居者との間に管理会社が入っている。

このパターンが多いです。

 

管理会社が当然立ち合います。

立ち会って普通に料金を必要な分だけ

請求してたら儲からない。

 

退去の立ち合いは面倒くさい。

管理会社はそんなに儲かる業種ではない。

 

儲かりにくいのであれば

本当は5万円で済むようなものを

20万円上乗せして請求してみる。

 

一応指定の施工業者というのがいて

ここからマージンをもらう。

(これも高い業者なんですけど)

 

そういう所とかに頼んで

自分たちも中抜きするという。

 

「これはあなた達の仕事じゃないでしょ!」

 

とツッコミを入れたくなりますが

そこでも儲けようとする。

 

これがさっきのケース1です。

 

ケース2の場合に当たるのが

管理会社と入居者の間に

立ち合い業者が入る場合があります。

 

退去立ち合いの時に

専門にやってる業者がいて

 

管理会社は割とまともなんだけど

入居者と立ち合い業者が

管理会社の人間のフリをして来る。

 

管理会社が面倒だから

別の業者に委託している時があります。

 

その時これまたひどくて

さっきのようなことをしてくる。

 

立ち合い業者なんてもっと儲からないので

ボッタクリの料金を請求して

 

入居者が払ってくれたらラッキー♪

といった具合です。

 

もともと

 

「貰えればラッキー精神」

 

です。

 

「文句言われたら下げようかなー」

 

ぐらいのスタンスです。

 

でも3人に1人でもこの様な請求を起こして

 

「払ってくれたらラッキー」

 

と思っています。

 

この様に最初から

ものすごい金額を乗せてくる。

 

修理代が仮に10万円で済むのに

入居者には20万円請求して中抜きする。

 

こういうメチャクチャな事をする奴らが

本当にゴロゴロいる業界です。

 

だから本当に気をつけていただきたい。

 

●知識武装が必要

原状回復というのは

借りた当時の状態に戻す事ではない

 

そして相場を知る

(当然地域による)

 

入居者に高圧的に対応する業者もいます。

 

入居者に開き直られて

最終的に困るのは家主側です。

 

私も大家をやっているので分かります。

 

仮に管理会社側が入居者に対して

 

・訴訟しますよ

・法的手続きしますよ

 

とすぐに言ってくる業者がいます。

 

これは出来ないというか

本音で言うと全然やりたくないです。

 

損しかしないからです。

 

訴訟費用は最低3〜50万前後掛かります。

 

時間も掛かる。

 

10〜20万円取る為に30~50万円掛けますか?

 

時間とお金をかけて。

 

普通の案件であれば家主は当然やりたくない訳です。

 

たとえ取れたとしても10〜20万円を時間掛けて

 

1年とか掛けて

10〜20万円取るのに30〜50万円掛かる。

 

こんなの家主はやりたくないですよ。

 

そして弁護士もやりたくないです。

なぜかと言うと儲けにならないから。

 

普通の弁護士であれば話を持っていったら

 

「やめといたら~?」

 

って言われます。

 

管理会社はもう関係ありません。

 

家主がやるかどうかなので。

 

管理会社はあくまでも代行会社なので。

 

なのでオーナーの意向を汲んで

そう言う事をやるかどうか。

 

こんなこと結局だれもやりたくない

 

だからよくわからない人に

サッサと付け込んで

 

執拗に電話したりして

脅迫めいたことを言って

サッサと終わらせようとする

 

だから納得がいかなかったら

強く主張していいんです。

 

知識武装で戦う

 

別に口で戦えと言ってる訳ではなく

ちゃんとした知識があったら

堂々と主張したらいいという事です。

 

~~~つづく~~~

 

Special Thanks college president Ryo.

 

●おまけ

≪≪Chat-GPTくんによる要約≫≫

●退去でも儲ける仕組み

【家主が自主管理しているパターン】

  • 家主と入居者が直接やり取りする。
  • 家主と入居者が直接対応する方が、無茶な請求は少ない。

【管理会社が儲けるパターン】

  • 家主と入居者の間に管理会社が入る。
  • 退去立ち合い時に管理会社が立ち会い、高額な請求をすることで儲けようとする。
  • 指定の施工業者に依頼してマージンを得ることもある。

【立ち合い業者が入るパターン】

  • 管理会社と入居者の間に立ち合い業者が入る場合もある。
  • 立ち合い業者が管理会社の人間のフリをして、高額な請求をする。
  • 立ち合い業者は儲からないため、ボッタクリの料金を請求する。

●知識武装が必要

  • 原状回復は借りた当時の状態に戻すことではない。
  • 地域による相場を知ることが重要。
  • 高圧的な業者には注意し、納得がいかない場合は強く主張する。
  • 訴訟をちらつかせる業者もいるが、実際には家主も弁護士もやりたがらない。

●最後に

  • 知識を持っていれば、堂々と主張できる。
  • 適切な知識で、無理な請求に対抗することが大切。

 

≪≪Chat-GPTくんによる英訳≫≫

~Continuing from the Previous Section~

【Making a Profit Even at Move-Out】

There are several ways to profit in this situation.

(1) When the Landlord Manages the Property Themselves

  • It’s just the landlord and the tenant.
  • This is straightforward.
  • Generally, when the landlord and tenant deal directly with each other, there’s less likelihood of unreasonable demands.

(2) When the Management Company Profits

  • A management company is involved between the landlord and the tenant.
  • This is the more common scenario.
  • The management company conducts the move-out inspection.
  • Simply charging the necessary fees doesn’t yield much profit for the management company.
  • Move-out inspections are tedious, and the management industry isn’t very profitable.
  • To make money, they might inflate a charge that should be ¥50,000 to ¥200,000.
  • They work with designated contractors from whom they receive a margin.
  • These contractors are also expensive, and the management company takes a cut.
  • It’s frustrating because it seems like this isn’t their job, but they still try to profit here.

This was the case in Scenario 1.

【Scenario 2: When an Inspection Company Is Involved】

  • Sometimes, an inspection company steps in between the management company and the tenant.
  • The management company might outsource the inspection to another company because it’s bothersome for them.
  • This inspection company might pretend to be part of the management company.
  • They charge exorbitant fees because they don’t make much money otherwise.
  • If the tenant pays, it’s a lucky break for them.
  • Their mentality is “if we get it, it’s lucky.”
  • They think, “If there’s a complaint, we might lower the charge.”
  • Even if one in three tenants pays, they consider it a success.
  • They start by asking for an excessively high amount.
  • For example, if repairs should cost ¥100,000, they charge the tenant ¥200,000, pocketing the difference.

This industry is full of such unethical practices, so you need to be cautious.

【Arm Yourself with Knowledge】

  • Restoring the property to its original condition doesn’t mean making it exactly as it was when rented.
  • Know the market rates, which vary by region.
  • Some companies deal with tenants in a high-handed manner.
  • If tenants stand their ground, the landlords will ultimately suffer.
  • As a landlord myself, I understand this.

If a management company threatens tenants with lawsuits or legal actions, it’s often a bluff because they don’t actually want to do it.

  • Lawsuits cost at least ¥300,000 to ¥500,000 and take time.
  • Does it make sense to spend ¥300,000 to ¥500,000 to recover ¥100,000 to ¥200,000?
  • Landlords naturally don’t want to take this route.
  • Even if they win, it takes a year or more to recover ¥100,000 to ¥200,000 at the cost of ¥300,000 to ¥500,000.
  • Lawyers also don’t want these cases because they aren’t profitable.
  • A typical lawyer would advise against it.
  • The management company is just an intermediary; the decision rests with the landlord.
  • The management company acts based on the owner’s wishes, so nobody wants to pursue this.
  • Therefore, they take advantage of uninformed people by making frequent and threatening phone calls to settle the matter quickly.

If you feel the charges are unfair, stand your ground and assert your rights.

  • Arm yourself with knowledge.
  • You don’t need to argue verbally; if you have the right knowledge, you can assert your position confidently.

 

Special Thanks OpenAI.

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