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「ザックリ」
色んな投資商品を知ろうという中で投資信託やFXなど色々お話ししてきました。
今日はREIT(リート)についてお話しします。
これはいこうと思ってます。
雑誌などで見かけたかもしれませんがこれだけをメインにやってる人も少ないと思うのでザックリ知っておいてもらえればと思います。
●REITとは
Real Estate Investment Trustの略で投資信託の仲間です。
不動産投資信託です。
(出典 https://www.toushin.or.jp/reit/about/scheme/)
投資家から集めたお金をファンドにして不動産の物件を運営する。
ただそれだけの話です。
だから投資家から集めたお金を投資法人 REITが
・ビル
・商業施設
など色んな大きな物件を買っていく。
実際にはもうちょっとここで役目が分かれてたりしますがこんな感じで覚えておけば問題ありません。
●不動産投資したい場合
大きなビルを買いたいとなった時
・大きな資金を用意する必要性
・物件を見極めなければならない
・分散投資するのに沢山物件を持とうとすると非常に大きな資金がいる。
・物件管理も必要
・流動性が低い
●REITの場合
仕組み的にみんなからお金を集めるので少額から投資が可能になる。
物件の選定もこのREITがやってくれるので特にその辺りも不要です。
REIT投資法人の株を買うことになります。
厳密に言うと不動産を所有すると言うよりは間接的に所有している。
つまりREIT投資法人の株を買って法人のオーナーになって配当を受け取るという事になります。
その辺が実際の不動産とちょっと違う点です。
だからファンドの時の農家のおっちゃんの話と一緒です。
投資家みんなが不動産を買いたいけれどもお金がかかる。
なので投資家たちからお金を集めて管理してくれる。
物件の選定とか全部やってくれる専門の農家のおっちゃんに任せる。
・テナント
・家
・商業施設
などを専門家に任せるような投資の仕方です。
不動産専門というだけで投資信託とそう変わりは無いです。
●リスク
(1)会社が倒産するリスクがゼロではない
不動産という物件の特性上
・対象不動産が損が出てしまったりしたら当然影響が出る
・ここの会社自体が倒産するリスクもゼロではない
そのようなケースは少ないのであまり考えなくてもいいかと思います。
(2)物件が被災したら価格や分配金が減る。
要は不動産と一緒です。
物件にダメージがあったり
何か大きな天災を受けたりしたら
当然分配金も家賃もらえなくなったり
評価額が下がってしまったりします。
金利が上がったり物件の価値が変動した場合は
それに伴ってここの株価も変動するという事です。
●特徴まとめ
・不動産専門という特性上家賃がもらえるので年2回分配金が出るREITがほとんどです。
・特化型や複合型と言うのがあってビル専門とか倉庫専門とかいくつか組み合わせるとか色々なパターンがあって好みで別れます。
・小額から投資できます。
・物件選定や管理を任せておけます。
→ファンドと一緒です。
・要は不動産専門の投資信託
これだけ覚えておけばOKです。
Special Thanks college president Ryo.