#32 サブリースの罠に注意 かぼちゃの馬車(2)

守る力

キーワード

「通帳残高を捏造」

 

~前回のつづき~

 

●資料捏造による不正融資

では買ってた人はポンポン融資が出るのかという話ですが

普通のサラリーマンが一億円なんか持ってる訳がないじゃないですか。

 

だから銀行からお金を借りる

 

だけど残高を持っていない人達にまで貸し出したりとか

いくらサラリーマンで給料から補填が出来るとは言え一億円借りれるだけの資産を持っていない人にも

販売会社が通帳残高を捏造(ねつぞう)してたりして売りつけてた

 

それが大きな問題になって結局スマートデイズ自体も破綻してしまって

家主に家賃が入ってこなくなり

結局家主も借金があるから借金を返せなくなって破産してしまったという事件です。

 

●まとめ

サブリースの仕組み自体は悪い訳ではない

サブリースやシェアハウスが悪い訳ではない。

この投資自体で上手くやってる大家さんもいる。

 

ただサブリースは大家に不利な条件である事が多い

どういう事かと言うと一方的に契約を切られてしまう事がある

ここが結構よくある所ではある。

 

一番問題になりやすい。

 

2年前に30年補償しますよと言ってるのに契約自体は2年に一回とか1年に1回契約を見直ししますと小さーく書いてある

 

サブリース会社からするとずーっと家賃補償なんて30年間出来る訳がない

入居者がずっといるかどうかなんてわからないのに。

 

アパートの契約自体が上手く行ってないのに家主にだけ家賃がずっと振り込まれるなんてそんなオイシイ話は無い

なので一方的に契約をすぐ打ち切れるようになってる。

 

もしくはすごく家賃を下げる

 

「今まで9万円払っていたものを来年からは7万円にして下さい」

 

とか簡単に契約条件を見直し出来るようになってる

 

「それが嫌であればもう継続はしません」

 

そうなったら家主さんが困ってしまう。

そんな急にそんな金額ではたちいかないですし。

 

とかもしくはアパート建築とセットになってる事もある

 

「サブリース契約をするのであればウチの会社でアパート建築して下さい」

 

そうなると大体そのサブリース自体ではやられてなくてもこの高い建築費で取られちゃう様になってたりする。

 

あとは今回の様にこのサブリース会社自体が破綻してしまう

いくら家賃補償を謳ってくれていてもこの会社自体が破綻してしまったらどうしようもない。

 

大企業でも約束を守らないという事も十分ある

 

あと何度も言う様に銀行が融資をするからいい物件なのではない。

銀行はただお金を貸すところであるということ。

 

どうあっても貸したひとから回収さえ取れたらそれでいい

 

だから大手のサラリーマンになぜ融資をするのかというと最悪物件からお金が回収出来なくても大手のサラリーマンであれば毎月給料があるからそこからずっと何年もかければ返せるでしょという事。

 

そこがサラリーマンの給料が担保されてるから。

だから融資するのであっていい物件だから融資をするのではない

 

今回のすごく大事な事はサブリースであろうが

結局この不動産物件自体がきちんと運営出来てないと崩壊してしまう。

 

すごく当たり前の事。

 

誰かが30年補償してくれるんだったら大丈夫だとか

相手の言うことを鵜呑みにして安心して思考停止してしまわないというのが大事

 

サブリースが悪い訳ではないがこのサブリース契約でやられてしまう人が結構多いので細心の注意を払っていただきたい。

 

Special Thanks college president Ryo.

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