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「すごく刺激的」
これまで投資についてずっとお話ししてきました。
投資で勝つ為に
・詐欺にあわない
・合法ボッタクリ投資商品を買わない
・投機（ギャンブル）をしない
「投資」ではなく「投機」。
ギャンブル性の高い事を投機と言います。
投機をしない。
これについてお話しします。
●投資と投機
まずこれごっちゃにしてる人が
特に初めて投資する人に多いんですけど
投資と投機は別物です。
これをまず認識して欲しい。
投資というのは字の通り
「資本に投じる事」
例）
株式であれば将来の成長に期待出来そうな企業に資本を投下する。
企業が成長してくれたら配当金や株主優待で還元される。
企業価値が高くなれば株価が上がって売却益も増える。
投資というのは企業の成長に賭けるものなので増えるのに若干時間がかかります。
一方投機というのは
「機会に投じる事」
を言います。
機会＝タイミング。
株式の例で言うと株価の推移を見て資本を投下するんですよね。
例）
イメージとしてはデイトレード。
チャートが画面に沢山並んでて貼り付いてという
みんなこっちをイメージしがちです。
あと短期で色々あるんです。
急激に下がったら少し戻るとか
そうなりやすいというのはあるんですけれども
要は相場の上がり下がりだけを狙っていく。
これは短期で利益を狙えるんですよね。
ただ若干ギャンブル性が高くなってくる。
今年は倍になったけど来年はゼロとか。
これは株に限らず投資であり投機とは別物で株じゃなくても
不動産でも他の金融商品でも考え方は同じです。
同じ商品であったとしても
同じ株式であったとしても運用方法や考え方で投資にも投機にもなる。
こういう所が難しい所というか
だから
「株ってギャンブルと一緒でしょ？」
とか
「不動産だったら目に見えてるものだから投資でしょ？」
とか
そういう訳ではない。
株でも全然ギャンブルじゃなくてちゃんと正しく投資すればすごく順当な投資だし
不動産でも他のものでも何でもギャンブル=投機になり得る。
例えば株にしても長期で持つので『現物取引』と言って
自分の資金の中で買える分であれば投資になりますが
短期で『信用取引』と言いますが
以前お話ししましたが
これでやると投機性が高くなります。
あとはその人が持ってる資産によって違います。
例えば100万円持ってる人が全額100万円フルベットしてしまったら
それは投機性が高くなるし
一千万円持ってるという人が100万円入れるだけだったら
それはより投資に近くなるし
これは人によってある程度やはり変わってくるという事ですね。
入れるものと考え方にもよります。
常にここからが投資でこれをやると投機という
完全に別れている訳ではないですよね。
投資でもあり投機でもあるみたいな。
その間ぐらい。
投機性が高いとか強いとか。
その時その時で変わってくる。
だから資産とか考え方とか運用方法によって
株にせよ何にせよ同じ商品でも変わってくる。
だから投機と投資というのがそれぞれ有る。
●投資と投機どっちがいいのか？
資産を増やすのにどっちかが良くてどっちかが悪いというものではない。
どっちでも成功している人はいます。
ただ投資というのは基本的には時間を掛けてゆっくり資産形成をしていくもの。
投機というのはハイリスクハイリターンでよりギャンブル性がやはり高くなる。
ただし投機で長く勝ち続けられるのは一部の天才だけです。
例えばデイトレーダー。
よく雑誌に載っている100万円から何十億円とか
時には何百億円になりましたという人もいる。
イメージとしてはこっちじゃないですか？
派手なのでメディアがやはりこっちの方が取り上げやすい。
こんなのは本当に極々極々一部の天才の中の天才だけです。
あんな天才のなかでも途中で消えていった人達が沢山います。
だから投機というのが悪い訳ではないんです。
認識してやるのであればいい。
あっという間に無くなっても困らない程度のお金であれば自由にやればいい。
一番ダメなのは何かと言うと
「投資のつもりなのに投機になってる」
という事です。
これはダメ。
投資家でもよくあるのが気づかない間に投機になっちゃってるという時がある。
投機というのは凄く刺激的です。
やはり凄く上下するしギャンブルに近くて人間を興奮させるというか
仮想通貨のバブルの時でもそうだったんですけど
今日一日だけで倍になったとか
やはりそれが凄く忘れられないというか
すごく刺激的なんです。
だからそれ自体がいい悪いではなく
投資してるつもりがいつの間にか投機になってしまって
気がついたら
・もう全財産を入れてるとか
・信用取引してるとか
それは良くない。
ちゃんと認識した上で出来るようにならないとダメです。
～～～つづく～～～
Special Thanks college president Ryo.
