#42-1 職場(会社)にバレない副業の始め方(4)

稼ぐ力

「あっちはあっち&こっちはこっち」

 

〜前回のつづき〜

 

●税金の徴収のされ方確認

サラリーマンの場合どうやって税金を徴収されているかもう一度確認します。

サラリーマンは会社が源泉徴収をして税務署に納めます

 

個人事業主というのは確定申告をして自分で国・市区町村に納めるんですね。

 

確定申告をするのは個人事業主の場合だけでいいんですけど

ここまでだったら比較的シンプルで理解できるのではないでしょうか?

 

ではこうなってきた場合どうなるか?という話です。

 

●会社に勤めながらアルバイトを掛け持ちしたらバレるか?

どうなるか。

 

本業として勤めている会社では当然源泉徴収されて国・市区町村に税金が納められています。

 

ではアルバイトをするとアルバイト先の給料も源泉徴収されて

各会社がそれぞれ国・市区町村にそれぞれ納める。

 

でもここで一つ問題があって

住民税だけは給料の多い方の会社がまとめて払うんですよ。

 

意味わかりますか?

 

この給料の多い方の会社が住民税だけで

市区町村に納めるお金だけは給料の多い会社だけがまとめて支払う。

 

だから2箇所に勤めてたとしても給料所得が一番多い会社に市区町村から

 

「これだけ納めてください」

 

と経理に連絡が行く。

 

ここでバレるんですよ。

 

要は本来300万円の所得だとすると

ザックリ10%=3万円住民税を納めなければならないとする。

 

であれば30万円でいい筈なのに

本業の会社に

 

「50万円住民税を納めてくださいよ」

 

と連絡が行ってしまうんですね。

副業をしてると。

だからここでバレるんですよ。

 

「あれ?300万円しか年収無いはずなのに

なんでこんなに高い500万円分の住民税の請求が来てるのかなぁ?」

 

ここでバレてしまうんです。

 

●サラリーマンと個人事業主の兼業の場合

このパターンも多いですよね?

 

本業の会社の給料は源泉徴収されて国・市区町村に税金を納める

 

個人事業主の場合

どこかの会社に勤めて給料としてもらうのではなく

 

個人事業主として事業所得を得た場合

これは国・市区町村に自分で納めるんですね。

 

要は源泉徴収されない。

 

簡単に言えば

 

あっちはあっち

 &

こっちはこっち

 

バラバラにやる訳です。

 

会社は会社で勝手にやる。

個人事業主の分は個人事業主の分で勝手にやる。

だからこれだったらバレないんですよ。

 

あっちはあっち

 &

こっちはこっち

 

こっちは勝手に納めてる。

会社に連絡は行かない訳です。

 

給料所得が一番多い会社に連絡というのは

源泉徴収してる場合の話です。

 

●なぜバレるのか?

会社は会社で

会社で稼いだ分は会社が納めてくれている。

 

自分で稼いだ分の税金は自分で納める。

会社の分と自分の分行き来はない筈なのになぜバレるのか?

 

個人事業主が確定申告する時に

 

「住民税の払い方」

 

というのを選ぶところがあります。

 

・特別徴収

・普通徴収

 

というのが有って

特別徴収というのは

 

「働いてる会社の給料から住民税を天引きして下さい。

そっちに請求して下さい。」

 

という支払い方です。

 

普通徴収というのは

 

「こっちはこっちで自分で納めます。」

 

という支払い方です。

 

特別徴収にすると個人事業主の住民税を払う市区町村から会社に請求が行っちゃうんです。

 

「会社の給料から天引きして下さい」

 

ここでバレちゃうんですよね。

 

特別徴収を選ぶと働いてる給料から住民税が天引きされる。

だから会社に通知が行っちゃうんですよ。

バレますよね?

 

普通徴収という方を選んでおくと自分で住民税を納めるから会社に通知は行かない。

だからバレない。

 

あっちとこっちが個別になるという事です。

 

 

確定申告の時に

 

「給与・公的年金等に係る所得に係る住民税の徴収方法の選択」

 

の欄で

 

「自分で納付」

 

に◯をつける。

 

ここで◯を付けずに出すと給料から天引きされちゃうんです。

 

「自分で納付」

 

必ず◯して送る。

 

そうすると個別に税金を納めることになるので会社にバレない。

こういう事になります。

ここがすごく大事です。

 

なので給料としてもらう副業はバレちゃうんです。

源泉徴収されるのはバレちゃいます。

 

例えばコンビニでバイトすると源泉徴収されるので

副業先の会社からも必ず税務署とか市区町村に行くので

源泉徴収はされちゃうのでどうしてもバレちゃう。

 

だから

給料としてもらう=どこかに勤める

という副業はバレる。

 

でも事業としての副業はバレないんです。

自分で確定申告するタイプの所得ですね。

こっちは副業としてバレません。

 

確定申告の時には気をつけてください。

住民税を

 

「自分で納付」

 

という方に◯を付けるのを絶対に忘れないで下さい。

 

これがメチャクチャ大事なんです。

 

●まとめ

●副業はそもそもバレないのか?

→正しくやれば99.9%バレない

 

●所得税と住民税について

所得税に、住民税は自分が住んでる各市区町村に納める税金

 

●確定申告と源泉徴収

→確定申告は国に

 ・今年売り上げいくらでした

 ・経費がいくらかかりました

 ・今年いくら儲けました

 と報告してる。

 

 源泉徴収は税金の徴収係や報告係を会社がやらされていて

 給料から税金の天引きをしている。

 

●源泉徴収の歴史

ナチスドイツを見習って始まった制度。

 

●源泉徴収の内訳

→税金を吸い取られている

 

●年末調整とは?

→人によっては税金を払い過ぎてる人がいるため「年末」「調整」する。

 

●税金の徴収のされ方確認

→サラリーマン:会社が源泉徴収をして税務署に納める。

 個人事業主:確定申告をして自分で国・市区町村に納める。

 

●会社に勤めながらアルバイトを掛け持ちしたらバレるか?

→2箇所に勤めてたとしても給料所得が一番多い会社に市区町村から経理に連絡が行ってバレる

 

●サラリーマンと個人事業主の兼業の場合

会社は会社で勝手にやる。

 個人事業主の分は個人事業主の分で勝手にやる。

 これだったらバレない。

 

●なぜバレるのか?

→住民税の納付を「普通徴収」にしていないから。

 

Special Thanks college president Ryo.

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