#83 札束が紙くずになる日「ハイパーインフレ」に備える方法～５～

「世界中がメチャクチャに｜インフレリスクから身を守る画期的な方法」
●安心料は高くつく
●インフレ対策には外貨の資産を
●まとめ
●おまけ

「世界中がメチャクチャに｜インフレリスクから身を守る画期的な方法」

〜前回のつづき〜

ハイパーインフレが起きる確率というのは非常に低いんですね。

なので起きる確率が低いものに全力で対策するというのは

すごく非効率です。

通常の資産形成で対応できます。

外貨建てのファンドとか

・VT（オールカントリー）

・VTI（S&P500）

あたりに投資してるという事で十分です。

ある程度対策してあとは起きたらしょうがないんですよ。

たまにアメリカに投資しましょうという話をすると

「世界に分散しないといけないでしょ！」

とか

「日本とアメリカが同時に破産したらどうする！」

という人がいますが

日本とアメリカが同時に破産した時というのは

世界中がメチャクチャになってるからもう諦めて下さい。

実際に確率として低い事を

ずっと全部対策するというのは不可能です。

そのぐらいの気持ちの方が健全です。

ある程度の対策はしていく必要があるんですけど

あとは起きたらしょうがない。

●安心料は高くつく

「絶対に損したくない！」

という気持ちはわかりますが

非常につけこまれやすいので気をつけてください。

●インフレ対策には外貨の資産を

公的年金は円建てですよね？

年金の支払いは円建てですよね？

自宅（国内不動産）を持ってる人もいますよね？

国内で労働すれば円がもらえる。

という事は資産運用ぐらいは外貨建てのものが有った方がいいですよね？

全部日本円で持つというのはリスクが高い。

国内資産は今後も増えていく訳じゃないですか。

給料や収入というのは日本円で入るのであって

資産形成というのはインフレ対策にもなり得ます。

不動産を買ったりとか

S&P500に連動したファンドとか

全世界分散でもいいんですけど

そのようなものがインフレ対策にもなりえる。

だからそんなこんなで

結局コツコツと資産形成していきましょう。

それがインフレ対策にもつながるし

下手にハイパーインフレなど確率の低い事に

惑わされる必要はないです。

●まとめ

●日本でハイパーインフレは起きる？

→起きる可能性は非常に低い

●世界各国で起きたハイパーインフレ

→（1）ジンバブエ

　（2）ドイツ

　（3）ベネズエラ

　（4）日本

●日本で今後ハイパーインフレは起こるのか？

→ハイパーではないがインフレは現在進行形

●もしもハイパーインフレが起きたら

→本来保険で対応すべき分野

　ただ残念な事にインフレ保険などという商品なんて無い

●ハイパーインフレ対策

→（1）インフレに強い資産を持つ

　（2）人的資本を維持し続ける

　（3）自給自足する

●インフレ不安を煽るビジネスに振り回されない

→必ず営業トークに使われる

●安心料は高くつく

→非常につけこまれやすい

●インフレ対策には外貨の資産を

→資産運用ぐらいは外貨建てのものが有った方がいい

Special Thanks college president Ryo.

●おまけ

≪≪Chat-GPTくんによる要約≫≫

要約すると、ハイパーインフレが起きる確率は非常に低いと指摘され、それに対する全力の対策は非効率だと述べられました。通常の資産形成で対応できるとされ、外貨建ての資産が推奨されました。また、日本とアメリカが同時に破産する状況など、非現実的なシナリオに対する懸念は過度であるとされました。安心料の高さやインフレ対策に外貨の資産を持つ重要性が強調され、最終的にはコツコツと資産形成することがインフレ対策につながると結論づけられました。

≪≪Chat-GPTくんによる英訳≫≫

Continuation from the last time:

The probability of hyperinflation occurring is extremely low. So, it’s highly inefficient to fully dedicate efforts to prepare for something with such a low probability.

Normal asset formation suffices. Investing in foreign currency-denominated funds such as VT (All Country) or VTI (S&P500) is adequate. After taking some precautions, there’s not much else you can do if it happens.

Sometimes there are discussions about investing in the U.S., with some saying, “Shouldn’t we diversify globally?” or “What if Japan and the U.S. go bankrupt simultaneously?” However, if such a scenario were to occur, the world would already be in chaos, so there’s no point worrying about it.

It’s impossible to constantly prepare for events with very low probabilities. It’s healthier to have that mindset.

While it’s necessary to take some precautions, ultimately, there’s little else you can do if it happens.

Peace of mind comes at a high cost.

“I absolutely don’t want to suffer losses!” While understandable, be cautious as you’re easily manipulated.

For inflation prevention, hold assets in foreign currency.

Public pensions are in yen, right? Pension payouts are in yen, right? Some people own domestic properties. If you work domestically, you earn yen. Therefore, it’s wise to have some assets denominated in foreign currency. Holding everything in yen is risky. Domestic assets may not necessarily increase in value in the future. While income comes in yen, asset formation can serve as a hedge against inflation. Buying real estate or funds linked to the S&P500 or globally diversified funds can also serve as inflation hedges. So, in conclusion, steadily build assets. It not only serves as a hedge against inflation but also prevents unnecessary worry about low-probability events.

Summary:

Is hyperinflation likely to occur in Japan? → The probability is extremely low.

Hyperinflation that occurred in various countries:

Zimbabwe
Germany
Venezuela
Japan

Will hyperinflation occur in Japan in the future? → It’s not hyperinflation, but inflation is ongoing.

If hyperinflation were to occur: → It’s an area that should ideally be covered by insurance. Unfortunately, there are no such products as inflation insurance.

Hyperinflation prevention: