「残存価格|知ってトクする現状回復」
今日は退去費用を下げる方法追加解説ということでお話しします。
賃貸物件を退去する時に綺麗に使ってたとしても
本当に悪どい業者が多くて
結構ボッタクってくる事が多いです。
退去の時にボッタクられない様に
現状回復の意味を覚えて注意しようというお話しを以前しました。
過去にボッタクリにあった人が非常に多いケースなので
以前のお話しに続いてもう少し追加でお話しします。
(関連記事)
第14-2回 退去費用を下げる方法
(1)https://tinyurl.com/27njsc89
(2)https://tinyurl.com/24bf4jyk
(3)https://tinyurl.com/23rgowbp
(4)https://tinyurl.com/2255j9ao
●前回の復習
最低限覚えておいて欲しいのは
退去の時に問題になる事が多い
「現状回復費用」
です。
結局どこを直すのかという事です。
現状回復費用とは何か?
再度確認しておきたいのは物件を借りた当初の状態に直す事ではない。
物件を借りた時に新品だったとしても新品に戻すという事が現状回復ではありません。
通常損耗というのは
勝手に自然にすり減ったりしますよね?
普通に使ってて
普通に減っていく価値の部分というのは
畳がすり減ったり
クロスもこすれたりとか
これは自然な事ですよね?
ここは直す必要が無いんですよ。
そして現状回復費の負担というのは
故意とか過失で壊してしまった部分についての話なんですよ。
例えば壁を叩いて穴を開けたとか。
この部分だけを直すんですよね。
故意や過失で壊してしまった部分だけを直す。
ただこの部分を直すんですけど
『残存価格』で直すんですよね。
残存価格とは耐用年数で残っている価値の事です。
仮に壁のビニールクロス(以下クロス)が全部で10万円したとします。
クロスというのは耐用年数というのが決まっています。
・クロス 6年
・畳 6年
など全部決まっています。
6年かけて10万円の当初新品だったものが
年々価値が減っていくというのが通常であるという考え方です。
6年住んだ場合このクロスの価値というのは1円になるんですよ。
だから価値は無い。
だから仮に壊してしまったとしても
1円の物を傷つけたんだから実質価値は無いですよね?
という事です。
〜〜〜つづく〜〜〜
Special Thanks college president Ryo.
●おまけ
≪≪Chat-GPTくんによる要約≫≫
今日は、退去時の費用を抑える方法について話そうと思います。
賃貸物件を綺麗に使っても、業者によっては退去時に不当な費用を請求されることがあります。以前にも、退去時の注意点として「現状回復」を話しました。多くの人が被害に遭っているため、それに続いて追加の情報をお伝えします。
前回の復習として、退去時に問題となるのは「現状回復費用」です。これは、物件を借りた時の状態に戻すための費用であり、全てを新品に戻すことではありません。普通に使って自然に傷んでいく部分は、直す必要はありません。現状回復費用は、故意や過失で壊した部分を直すためのもので、例えば壁に穴を開けたりした場合に該当します。ただし、これらの修理費用はその部分の残存価格で算出されます。例えば、クロスや畳には耐用年数があり、年々価値が減少していくので、実質的な価値は低くなります。だからこそ、壊れた部分の実際の価値は無視されることがあります。
≪≪Chat-GPTくんによる英訳≫≫
Today, I’ll talk about additional explanations on reducing move-out costs.
Even if you’ve maintained a rental property well upon vacating, there are many unscrupulous agents who tend to overcharge or take advantage of tenants.
In a previous discussion, I highlighted the importance of understanding the concept of “restoration to original condition” to avoid being overcharged during move-outs, considering that many people have experienced overcharging situations before.
Building on the previous discussion, I’ll add a bit more information.
(Related articles)
14-2nd Session: Ways to Reduce Move-Out Costs
(1) https://tinyurl.com/27njsc89
(2) https://tinyurl.com/24bf4jyk
(3) https://tinyurl.com/23rgowbp
(4) https://tinyurl.com/2255j9ao
● Recap from the last time:
The crucial point to remember is the issue that often arises during move-outs, which is the “restoration to original condition” cost.
Ultimately, it’s about what needs fixing.
What exactly is the “restoration to original condition” cost?
It’s important to reiterate that it doesn’t mean restoring the property to its brand-new state when you first rented it, even if it was brand new back then.
Normal wear and tear happens naturally, right?
The parts that naturally wear out from regular use, like worn-out tatami mats or scuffed wallpaper, don’t require repair.
The burden of the “restoration to original condition” cost pertains to damage caused intentionally or due to negligence.
For instance, repairing a hole made by hitting a wall.
Only these specific damaged areas need fixing.
However, these repairs are based on the “remaining value.”
The remaining value refers to the value remaining based on the lifespan of the item.
For instance, let’s say the vinyl wallpaper (referred to as “wallpaper”) cost a total of 100,000 yen.
The wallpaper has a predetermined lifespan:
- Wallpaper: 6 years
- Tatami mats: 6 years
All of these have fixed lifespans.
The usual understanding is that over 6 years, something initially worth 100,000 yen decreases in value annually.
After 6 years of residency, the value of this wallpaper becomes 1 yen.
Hence, it holds no value.
Therefore, even if it’s damaged, if it’s something worth only 1 yen, practically, it has no value, right?
That’s the idea.
Special Thanks OpenAI.