#95 住宅ローンの繰り上げ返済はした方が良い?【おすすめしません】~2~

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別に安くはならない|低金利時代の真実:繰り上げ返済のリアル」

〜前回のつづき〜

 

●なぜ繰り上げ返済をオススメしないのか?

(1)得する金額が少ない

繰り上げ返済をしても得する金額はたかが知れてます。

 

例えば

3000万円を35年金利1%でローンを組んでいる場合

10年後に500万円繰り上げ返済したらいくらぐらい得するのか?

 

ピンと来ますか?

 

なかなかこういう計算は難しいと思いますけど

三井住友銀行 一部繰上げ返済シミュレーション

を使って計算してみると結果は・・・

 

 

要は500万円ぐらいを繰り上げ返済したとしても

総額120万円ぐらいしか安くならないんですよ。

 

35,567,700-34,348,131=1,219,569

 

総額で払う金額というのが120万円ぐらいしか変わらないという事です。

 

500万円も繰上げ返済したんだったら感覚的には

 

「もっと総額減るんじゃないか?」

 

という気になるじゃないですか。

 

でもそんなに安くならない。

そんなにメリットが無い。

 

理由はなぜかと言うと

 

「低金利」

 

だからです。

 

繰り上げ返済というのは何が得するかと言うと

早く返した分の500万円に対する金利分だけなんですよね。

 

500万円早く返すからこの分に対して金利がかからなくなるという事なんです。

 

もっと小さい数字で言うと

1000万円借りてて100万円早く返したとする。

 

そうすると得するのは返した100万円の金利分

1%分=1万円だけなんです。

 

借りた元本はいずれにしても返さなくてはいけないので

別に安くはならないという事です。

 

早く返したからと言って

別に元本は安くならないですよね?

 

誰でも早く返して余分な金利は払いたくない訳ですよ。

 

借金を抱えてて金利を沢山払ってると思うと

少しでも早く返して

 

余計な金利を払いたくないと思うのが

心情だと思うんですけど

 

住宅ローンというのは低金利なんですよね。

 

だから繰り上げ返済をしても

あまり支払う総額は変わらない。

 

もともと金利が安いので

元本以外に払ってる金額というのは

もちろん

 

・金額が大きい

・期間が長い

 

ということもあり大きい金額にはなってるんだけど

それでもやはり低金利だという事実があります。

 

だから一部を繰り上げ返済したぐらいだったら

あまり支払う金額の総額というのは変わらないという事です。

 

〜〜〜つづく〜〜〜

 

Special Thanks college president Ryo.

 

●おまけ

≪≪Chat-GPTくんによる要約≫≫

要点をまとめると、繰り上げ返済があまりおすすめされない理由は次のようなものです。

  1. 得する金額が少ない:低金利の場合、繰り上げ返済をしても得する金額は限られる。例えば、500万円の繰り上げ返済をしても総支払額が120万円しか減らない場合がある。
  2. 低金利:住宅ローンは低金利が一般的であり、繰り上げ返済をしても支払総額に大きな変化がない。低金利なので、繰り上げ返済しても元本以外の支払金額が大きく変わらない。

このように、低金利の場合、繰り上げ返済をしても得する金額が少ないため、あまりおすすめされないということです。

 

≪≪Chat-GPTくんによる英訳≫≫

—Continuation from Last Time—

Why Not Recommend Making Extra Payments?

(1) Small Amount of Savings

Even with extra payments, the amount you save is often minimal.

For instance, let’s consider a scenario where you have a loan of 30 million yen with a 1% interest rate over 35 years. If you were to make a 5 million yen extra payment after 10 years, how much would you save?

Does that resonate with you?

I understand that these calculations can be quite complex, but using a partial extra payment simulation from Sumitomo Mitsui Banking Corporation, the result is…

In essence, even if you were to make an extra payment of around 5 million yen, you would only save approximately 1.2 million yen in total.

35,567,700 – 34,348,131 = 1,219,569

This means that the total amount you pay would only be reduced by about 1.2 million yen.

Now, if you’ve made a 5 million yen extra payment, you might intuitively think, “Wouldn’t the total amount decrease more?” But it doesn’t decrease by much. There isn’t much benefit.

The reason for this is because of the “low interest rate.”

The main advantage of making extra payments is that you only save on the interest for the portion you pay off early.

So, if you pay off 500 million yen early, you’re saving on the interest for that amount.

To put it in simpler terms, let’s say you borrowed 10 million yen and paid off 1 million yen early. In that case, you’d only save the interest on the 1 million yen.

Regardless, you still have to pay back the principal amount eventually, so it doesn’t necessarily become cheaper.

Just because you pay back early doesn’t mean the principal becomes cheaper, right?

Anyone with debt and paying a lot of interest would naturally want to pay it off sooner to avoid paying extra interest.

However, home loans typically have low interest rates.

So even if you make extra payments, the total amount you pay doesn’t change much.

Because the interest rates are low to begin with, the amount you pay aside from the principal is, of course, substantial, considering the large amount and long term. But the fact remains that it’s still a low interest rate.

So, if it’s just a partial extra payment, the total amount you pay doesn’t change much.

 

Special Thanks OpenAI.

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