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「しっかり稼いだ方が得|扶養控除とパート収入:お得に稼ぐための秘訣」
〜前回のつづき〜
●扶養でいくら安くなるのか?
社会保険は扶養してもらう人の
・健康保険
・年金保険
の負担がゼロです。
前回の例であれば奥さんの
・健康保険
・年金
の負担がゼロで社会保険に入れる。
税金上の扶養は
扶養控除の金額✖️税率分
の金額が安くなります。
実際に計算してみます。
課税所得300万円の人が
配偶者扶養控除で38万円
有ったとします。
奥さんが100万円前後の収入なので
38万円旦那さんが控除してもらえるとすると
38万円✖️所得税10%=3万8千円
それと
33万円✖️住民税10%=3万3千円
合わせて7万1千円
税金が安くなるんですよね。
実際経費じゃないんだけど
これだけ差し引いてもらえる。
「え?38万円じゃないの?」
と思うかもしれませんが
さっき言ったみたいに
扶養控除は
確かに38万円なんですけど
・所得税
・住民税
差し引いてくれる金額が
ちょっとずつ違います。
だから
・38万円
・33万円
なんですけど
これを覚える必要はありません。
要はザックリ38万円
扶養控除で引いてくれる。
配偶者控除で引いてくれると
ザックリ覚えておいたら
それで十分ですね。
この辺の詳しい計算がもう少し知りたいという人は
第51回 会社員の手取りを増やす控除について
第52回 会社員の手取りを増やす控除について その2
是非もう一度読んでみてほしいと思います。
● パートの所得をいくらにするのがお得?
仕組みもわかってきたけど
結局パートの所得をいくらにするのがお得なのか?
という事だと思うんですよ。
簡潔に言っちゃえば
130万円未満がお得なんです。
パートの所得を抑えても
税金上の扶養で得する分というのは
たかが知れてます。
無理に160万円のところ150万円に抑えるとか
200万円稼げる所180万円にしても
税金上の扶養で得する分というのは
たかが知れてます。
103万円を超えても
いきなりメリットが無くなる訳じゃない。
配偶者特別控除というのが有って
階段みたいに段々と控除される分が減っていくので
いきなりメリットが無くなる訳じゃない
という事を覚えておいて欲しいです。
なので気にして奥さんの所得を抑えるよりは
しっかり稼いだ方が得だという事になりますね。
ただ社会保険の扶養の方は
130万円未満に抑えられるなら
抑えた方が得です。
という事で結局のところ
『扶養の範囲内で』と言う事であれば
130万円がお得という事になってきます。
〜〜〜つづく〜〜〜
Special Thanks college president Ryo.
●おまけ
≪≪Chat-GPTくんによる要約≫≫
扶養でいくら安くなるのか?
社会保険で扶養に入ると、健康保険と年金保険の負担がゼロになります。例えば、奥さんが扶養に入ると、健康保険と年金の負担がなくなります。税金面では、扶養控除額に税率を掛けた分だけ税金が安くなります。具体例として、課税所得300万円の人が配偶者扶養控除38万円を受けると、所得税と住民税を合わせて71,000円の税金が安くなります。扶養控除は38万円ですが、税金からの控除額は所得税と住民税で若干異なるため、概ね38万円の控除があると覚えておけば十分です。
パートの所得をいくらにするのがお得?
パートの所得は130万円未満が最もお得です。103万円を超えても配偶者特別控除が段階的に適用されるため、大きなメリットが急になくなるわけではありません。そのため、税金を気にして所得を無理に抑えるより、しっかり稼いだ方が得です。ただし、社会保険の扶養に関しては130万円未満に抑える方が得になります。結論として、扶養の範囲内でお得にするなら、パートの所得は130万円未満に抑えるのが良いです。
≪≪Chat-GPTくんによる英訳≫≫
Continuation from the previous discussion
How much can you save with dependents?
In social insurance, the dependent’s:
- Health insurance
- Pension insurance
burden is zero. In the previous example, the wife’s health insurance and pension burden are zero when covered under social insurance.
For tax purposes, the amount saved equals the dependent deduction amount multiplied by the tax rate. Let’s calculate it.
If a person with a taxable income of 3 million yen has a spousal dependent deduction of 380,000 yen, and the wife earns around 1 million yen, then:
- 380,000 yen × 10% income tax = 38,000 yen
- 330,000 yen × 10% residence tax = 33,000 yen
Total tax savings are 71,000 yen. Although it’s not actual expenses, this amount is deducted.
“Wait, isn’t it 380,000 yen?” you might think. While the dependent deduction is indeed 380,000 yen, the amounts deducted for income tax and residence tax differ slightly:
- 380,000 yen
- 330,000 yen
You don’t need to memorize these. Just remember roughly 380,000 yen is deducted as a spousal deduction. For detailed calculations, please refer to:
- 51st Edition: Increasing Take-Home Pay for Employees through Deductions
- 52nd Edition: Increasing Take-Home Pay for Employees through Deductions Part 2
What is the optimal income for part-time work?
So, what is the optimal income for part-time work? Simply put, it’s best to keep it under 1.3 million yen. Reducing part-time income slightly for tax savings is minimal. Whether reducing from 1.6 million yen to 1.5 million yen or from 2 million yen to 1.8 million yen, the tax savings are not significant.
Even if income exceeds 1.03 million yen, the benefits do not disappear immediately due to the spousal special deduction, which reduces gradually. Therefore, it’s better to earn more than to worry about slightly reducing income. However, for social insurance purposes, keeping the income under 1.3 million yen is advantageous. Hence, if staying within the dependent’s range, 1.3 million yen is optimal.
Special Thanks OpenAI.