「負けないで!!|これで安心!退去時に役立つ知識と対策」
〜前回の続き〜
●実際の交渉
コツを伝授します。
(1)知識は事前に身につけておく
何が自分の負担分で
何がやらなくていいのかというのを
知ってるか知らないかで
大きく変わってきます。
原状回復の範囲や義務を
知ってるか知らないかで
「原状回復のガイドラインありますよね?」
と言うだけで
「あ、ご存知なんですね」
とソソクサと見積もり訂正して安くなる。
それぐらいは普通です。
(2)退去立ち合いの前に部屋の写真は撮っておく
(全体に加えて各箇所のアップも)
・無いものを請求したり
・すごく汚れていた箇所がある
とか言って先にサッサとリフォームだけしてしまって
後で確認出来なくなったりする。
言った言わないの世界になってくるので
必ず部屋の写真は撮っておきましょう。
(3)部屋の最初から有った備品に注意
大した事ないちょっとした家具でも
無かったら定価で請求してきます。
ここも儲けにするので気を付けましょう。
(4)リフォームの相場を知る
地域や業者で差が出ますが
これはメチャクチャザックリですが
ワンルームで総額5〜10万円です。
少々壊してたぐらいでは
この価格を上回ることはありません。
(5)クロスの単価
メーターあたり7〜800円です。
1000〜1300円取ってこようとする業者がいますが
賃貸で使うクロスなんて一番安い量産品を使います。
これを知ってるだけで違う。
(6)床
ほとんどの場合クリーニングだけでOKです。
全部貼り替えするようなことは賃貸ではありません。
(7)クリーニング
結構揉めます。
これは特約が多いので何とも断言できない。
どっちも認めている判例があるので
これはなんとも言えないです。
●立ち合いに行かない
現地でサインさせられる可能性が有るので
立ち合いは行かない。
解除予告通知と鍵の郵送でOKです。
その時点から家賃はかかりません。
そこを知っておくだけでも全然違います。
「今日早くやってもらわないと
ドンドン家賃かかりつづけるのがいいか
このぐらいで終わらせるのがいいか
どっちがいいですか?」
とすごく高圧的な事を言ってきますが
相手にしてはダメです。
仮にサインしてしまったとしても
お金支払う前であれば全然後から交渉できます。
お金を支払ってしまっていたら
取り返すのは結構難しいです。
「サインしたでしょ?」
と言われても
実際お金を支払ってなければ
取ることもできない。
訴訟を起こそうとしても出来ない。
最終的に交渉するしかないんです。
相手も困る。
だからお金を支払う前であれば
サインしてしまっても交渉出来ます。
●内訳チェック項目
(1)通常使用の損耗は負担義務なし。
クロスや床に過失で傷を付けてしまっても
全額負担する義務はありません。
現在の価値を負担する。
クロスの貼り替え箇所を細かく記載してもらう。
どの箇所なのか明確にする。
・どの箇所を何メートルやるのか?
・単価はいくらか?
「ちゃんと記載してください!」
と強く言えばいいんです。
これだけでも相手は面倒くさがって
無茶なことを言ってこなくなります。
(2)二重請求
鍵交換やクリーニングが
二重請求になっている事があります。
入居の時も鍵の交換して退去の時も交換。
たまにそんな酷い業者もいますので
気をつけて下さい。
(3)相場感を持つ
ワンルームで通常使用であれば
大体5万円前後。
もちろんケースバイケースで
多少上下はします。
(4)短期違約金
これは仕方ないです。
一年以内にどうしても
退去しなければならなくなったなどの事情で
これは特約に書いてあります。
●どうやって交渉したらいいの?
電話で交渉したらいいです。
文書でもいいですけど電話の方が早いです。
普通に電話で言えばいいです。
「明細見たんですけど相場より高いと思いますし
納得出来ません。
国土交通省のガイドラインって知ってます?
確認してくれましたか?確認して下さい。」
と言えばいいんです。
「ここは負担する義務はないはずです」
「ここは納得がいきません」
と普通に言ったらいいですね。
別にそんなオラオラで言わなくて大丈夫です。
●脅しに屈しない
今後家が借りれないとか言ってくる人もいますが
全然借りられます。
間違えているのは相手なので
当たり前のことはちゃんと主張しましよう。
高圧的に言われたら
「こっちが間違っているのか」
「悪い事をしているのか」
「こんな辛い事早く終わらせたい」
とか思いがちです。
相手が間違えていることは
理論的に堂々と言えばいい。
「こう思うんですけどダメですか?」
はダメです。
お金をむしり取ろうとしている業者なので。
「いやいや違いますよね?」
と普通に言ったらいいんですよ。
間違っているのは相手です。
●まとめ
骨の随までしゃぶりつくしてこようとするのが
不動産業界です。
賃貸でこのレベルなので
売買となれば益々ですから気を付けて下さい。
無知は搾取されるのみです。
電話一本するだけで何万円も変わる世界です。
もういいやと諦めてしまう人もいるかもしれませんが
自分のお金は大事にしてください。
何万円を稼ぐ為には何日間が働いている訳です。
自分の時間を使った訳じゃないですか。
満員電車で出勤したり
貴重な時間を使って稼いだお金ですよね?
だからもういいやとはならずに
電話一本で何万円も変わる世界なので
そこはちゃんと自分のお金を大事に守って下さい。
ちゃんと知識武装して理屈で戦えばいいんです。
負けないで!!
Special Thanks college president Ryo.
●おまけ
≪≪Chat-GPTくんによる要約≫≫
実際の交渉
1. 知識を身につける
事前に負担範囲や義務を把握することで、交渉が有利になります。例えば、「原状回復のガイドライン」を知っているだけで、見積もりが訂正され安くなることがあります。
2. 退去前に写真を撮る
部屋全体と各箇所の写真を撮っておくことで、後で不当な請求を避けることができます。
3. 最初からあった備品を確認する
備品がなくなると定価で請求される可能性があるので注意が必要です。
4. リフォームの相場を知る
ワンルームのリフォーム相場は総額5〜10万円程度です。
5. クロスの単価を知る
賃貸用クロスの単価はメーターあたり7〜800円です。業者が高額を請求してきた場合は知識を活用して交渉しましょう。
6. 床のクリーニング
ほとんどの場合、クリーニングだけで十分です。
7. クリーニング費用の特約
クリーニング費用については特約が多いため、交渉が必要です。
立ち合いに行かない
立ち合いはサインさせられる可能性があるため、行かずに解除予告通知と鍵の郵送で対応するのが良いです。家賃はその時点で停止します。
交渉方法
電話で交渉し、「ガイドラインの確認」を求めましょう。高圧的な態度に屈せず、理論的に堂々と主張することが重要です。
内訳チェック項目
1. 通常使用の損耗は負担義務なし
クロスや床の損傷は現在の価値分だけを負担します。具体的な箇所と単価を記載してもらうようにしましょう。
2. 二重請求に注意
鍵交換やクリーニングの二重請求がないか確認しましょう。
3. 相場感を持つ
ワンルームで通常使用の場合、大体5万円前後が目安です。
4. 短期違約金
これは特約に記載されているため、支払う必要があります。
交渉の具体的な方法
電話で「明細の確認とガイドラインの確認」を求め、納得できない場合は普通に伝えましょう。
脅しに屈しない
「今後家が借りられない」といった脅しには屈せず、理論的に正しいことを主張しましょう。
まとめ
不動産業界では無知は搾取される原因となります。自分のお金を守るために、知識を身につけて理屈で戦うことが重要です。諦めずに、自分の権利を主張しましょう。
≪≪Chat-GPTくんによる英訳≫≫
~Continuation from the Previous Discussion~
Actual Negotiations
Here are some tips.
1. Acquire Knowledge in Advance
Knowing what your responsibilities are and what you don’t have to do can make a significant difference.
Understanding the scope and obligations of restoration can change things drastically. Simply saying, “There’s a restoration guideline, isn’t there?” can make them realize you know your stuff, leading them to quickly revise and lower the estimate. This is quite common.
2. Take Photos of the Room Before the Inspection
Make sure to take photos of the entire room and close-ups of specific areas.
This prevents issues such as being billed for non-existent items or for areas claimed to be excessively dirty, which they might quickly renovate, making it impossible to verify later. Always take photos to avoid a “he said, she said” scenario.
3. Pay Attention to Items Present at the Start
Even minor furnishings, if missing, can be billed at full price. They might use this as a profit opportunity, so be cautious.
4. Know the Market Rates for Renovation
The cost can vary by region and contractor, but generally, a studio apartment’s total renovation costs range from 50,000 to 100,000 yen. Minor damages usually don’t exceed this amount.
5. Cost of Wallpaper
The price per meter is around 700 to 800 yen. Some contractors may try to charge 1,000 to 1,300 yen, but rental properties typically use the cheapest mass-produced wallpaper. Just knowing this can make a difference.
6. Floors
In most cases, cleaning is sufficient. Full replacement is rarely done for rental properties.
7. Cleaning
This is often a contentious issue due to numerous special clauses. There are court cases supporting both sides, so this is difficult to generalize.
Do Not Attend the Inspection
There is a risk of being pressured to sign on-site, so do not attend the inspection. Sending a termination notice and the keys by mail is sufficient, and rent stops at that point. Just knowing this makes a big difference.
You might hear, “If you don’t hurry and get this done today, rent will keep piling up. Wouldn’t you prefer to settle this quickly?” Don’t fall for this high-pressure tactic.
Even if you sign, as long as you haven’t paid, you can still negotiate later. If you’ve already paid, getting the money back can be quite difficult.
Even if they say, “You signed, didn’t you?” if you haven’t paid yet, they can’t take it. They can’t sue you successfully, and in the end, they’ll have to negotiate. They’re in a tough spot too.
So, even if you sign, as long as you haven’t paid, you can still negotiate.
Items to Check in the Breakdown
1. Normal Wear and Tear
You are not responsible for the normal wear and tear of the wallpaper or floor. Even if you accidentally damage them, you don’t have to pay the full amount. You only pay for the current value.
Specify the areas where the wallpaper needs replacement in detail. Which areas and how many meters? What is the unit price? Insist that they write this down. This alone will discourage them from making unreasonable demands.
2. Double Billing
Sometimes there are double charges for things like key replacements and cleaning. Some unscrupulous companies might charge for these again at move-out, so be vigilant.
3. Have a Sense of the Market
For a studio apartment with normal use, the typical cost is around 50,000 yen. There may be slight variations, but this is a general guideline.
4. Early Termination Fee
This is unavoidable if you have to move out within a year for some reason, as it is stipulated in the special clauses.
How to Negotiate
It’s best to negotiate by phone. While you can do it in writing, a phone call is faster. Simply say:
“I’ve seen the breakdown, and I think it’s higher than the market rate. I can’t agree with this. Are you aware of the Ministry of Land, Infrastructure, Transport, and Tourism’s guidelines? Please check them.”
You can also say, “I don’t think I should be responsible for this,” or “I’m not satisfied with this.” You don’t have to be confrontational.
Don’t Succumb to Threats
Some may threaten that you won’t be able to rent a place in the future, but this is not true. Stand firm and assert your rights.
It’s easy to think you’re in the wrong or that you just want to get it over with when faced with high-pressure tactics. However, stand your ground and argue logically and confidently. Don’t say, “Is it okay if I think this way?” Simply state, “No, that’s not right, is it?”
Summary
The real estate industry often tries to squeeze every penny out of you, especially in rental situations. Be even more cautious when it comes to buying property. Ignorance leads to exploitation. A simple phone call can save you thousands of yen. Don’t give up easily—your money is important. You worked hard for it, often spending days earning those thousands. Protect your money by being informed and fighting back logically. Don’t give up!
Special Thanks OpenAI.