「詐欺のスキームから逃げ切れます|危険なポンジスキームからの脱出法」
〜前回のつづき〜
●出資者側から見た場合
こんなに単純な仕組みなのに
非常に分かりにくい。
お金が実際に支払われてるし
増えた様に見える。
出資金は100万円ずつ出してますが
ポンジ側は預かったお金を返しているだけ。
それが増えている様に見えるので
破綻するまで意外に時間がかかる。
新しいカモが入り続ける限り。
ほとんど全員が同時に返してと
言い出さない限りは
なかなか分かりにくい。
●ポンジから逃げ出す方法
ポンジスキームにひっかかってる人に
『それ詐欺だから』と言って
唯一逃げる方法があります。
出資者のAさん
100万円出資して
30万円帰ってきてる。
自分一人だけでもいいから
これを速やかに
完全に解約してしまう。
するとポンジ側は返してくれます。
何故かというと
他のカモたちに逃げられるのが嫌
だからです。
ドンドン新しい人が入ってきたら
新しい人からの分で
前からいる人に返せる。
だから返ってこなかったと
ちょっとでも騒ぎ立てられると
「一体どうなってる!?」
とドンドン他の出資者が
・お金を出してくれなくなる
・引き上げ出す
すると破綻しちゃうので
解約するのが最初の方であれば
唯一詐欺のスキームから逃げ切れます。
ただ意外と破綻するまで時間がかかります。
「騙されてるよ!!!」
と他の出資者に教えてあげても
「ちゃんと配当金支払われてるよ」
と信じて疑わないことが
往々にしてあります。
意外と年数がかかってしまったり
わかりにくい。
そういう事があって
なかなかこのポンジスキームは
見破るのが大変です。
わかっている人からすると
すぐに見破る事ができますが
時間がかかる。
実は昔話にもあって
お地蔵様とお供物の話です。
●倍々地蔵
昔お地蔵様がありました。
とある村人が柿をお供えしました。
すると翌日に
柿が2つになってたんですね。
一つ置いたはずが翌日行くと
二つになっていた。
不思議なことだと思って
今度はお団子を置いてみました。
翌日にはまた2つ置いてある。
また2倍になっている訳です。
何を置いても2倍になる。
そうするとドンドン人が集まってきて
不思議な事だと村人たちは狂喜乱舞して
ドンドン色んなものを置き出す。
どんな物を置いても2倍になる。
だから村中が本当に喜んで
狂喜乱舞しました。
家財道具をみんながお供えして
中には財産を全部一切合財お供えして
みんなで翌日楽しみにして見に行くと
・
・
・
綺麗さっぱり全部消えて無くなってました。
(アニメーションです)
昔話にもあるくらいのお話しなんですけど
これが意外と見つかりにくいというか
分かりにくい。
中田敦彦さんのYoutube大学でも
この話題に触れています。
(切り抜き動画)
〜〜〜つづく〜〜〜
Special Thanks college president Ryo.
●おまけ
≪≪Chat-GPTくんによる要約→perplexityちゃんによる文章まとめ≫≫
ポンジスキームは、一見単純な仕組みながら非常に分かりにくい詐欺手法です。出資者には、お金が実際に支払われ増えているように見えるため、破綻するまで時間がかかります。新規の出資者が続く限り、ほとんどの人が同時に返金を要求しない限り、その実態は見抜きにくいのです。
唯一の逃げ道は、早期に完全解約することです。ポンジ側は他の出資者の離脱を恐れるため、最初の解約者には返金に応じる可能性が高いのです。しかし、多くの出資者は配当金が支払われている限り疑いを持たず、詐欺だと指摘されても信じないことがあります。
この手口の分かりにくさは、日本の昔話「倍々地蔵」にも描かれています。お供え物が倍になる不思議な地蔵に村人たちが熱狂し、財産を全てお供えしたところ、翌日には全てが消えてしまうという話です。この話が示すように、ポンジスキームは古くから存在する詐欺手法であり、その巧妙さゆえに今日でも多くの人々が被害に遭っています。
≪≪Chat-GPTくんによる英訳≫≫
~Continuation from the previous part~
【From the Investor’s Perspective】
Even though it’s such a simple scheme, it is extremely difficult to understand.
Money is actually being paid out, and it appears to be increasing.
Investors each put in 1 million yen, but the Ponzi scheme is simply returning the money they received.
Because it appears to be growing, it surprisingly takes a long time to collapse.
As long as new targets keep coming in.
Unless almost everyone simultaneously demands their money back, it’s hard to detect.
【How to Escape from a Ponzi Scheme】
There is only one way to escape from a Ponzi scheme, and that is to tell those caught up in it, “It’s a scam.”
Investor A invested 1 million yen and has received back 300,000 yen.
Even if it’s just you, you should quickly and completely cancel your investment.
The Ponzi scheme will return your money.
This is because they don’t want the other targets to run away.
As more new people come in, the Ponzi scheme can use their money to pay off earlier investors.
Therefore, if there is even a slight commotion about someone not getting their money back,
“What’s going on!?”
other investors will start to:
・Stop putting in money
・Start withdrawing
If this happens, the scheme will collapse, so if you cancel early on, it’s the only way to escape the scam.
However, it surprisingly takes a long time for the scheme to collapse.
Even if you tell other investors, “You’re being scammed!!!”
they often believe, “The dividends are being paid properly.”
It can take years, and it’s hard to understand.
Because of this, Ponzi schemes are very difficult to detect.
For those who know, it’s easy to see through, but it takes time.
【Old Folktale: The Tale of the Doubling Jizo】
Once upon a time, there was a Jizo statue. A villager offered a persimmon to it.
The next day, the persimmon had doubled to two.
Surprised, the villager offered some dumplings next.
The next day, the dumplings had also doubled.
Everything they offered doubled.
As more and more people gathered, amazed by this phenomenon, they began to offer all sorts of things.
Everything doubled.
The entire village was ecstatic.
People offered all their household items, and some even offered their entire fortune, eagerly awaiting the next day.
…
But the next day, everything had vanished completely.
This is a folktale, but it illustrates how hard it can be to detect such schemes.
Atsuhiko Nakata also talks about this topic on his YouTube University.
Reference Links:
Special Thanks OpenAI and Perplexity AI, Inc