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「悪徳ブローカー」
今日は
「ボッタクリ商品を買わない」
というテーマの中で『オフショア積立保険』についてお話ししていきたいと思います。
日本の積立生命保険については過去にお話ししてきました。
・とにかく手数料が高い
・運用利回りがとても低い
なので保険は投資商品ではない。
高い投資信託を買ってると言うお話しをしました。
日本の積立生命保険の利回りが低いというのは運用商品
そこから先で買える運用商品の制限の問題というのも有りますがそれを加味したとしてもどうしても手数料が高すぎる。
保険は保険
投資は投資
混ぜるな危険!
分けて考えましょうという事でした。
今日はオフショア積立保険についてお話ししていきます。
●日本ではダメ商品
海外ではいい投資商品もあります。
保険
投資信託
セットになったようなものでいいものは確かにある。
❝オフショア❞
=「自分の国から離れた地域」を表し、「海外」。
税金が非常に安い国や地域の事
❝パナマ文書❞
=租税回避行為に関する一連の機密文書
聞いた事があるかもしれません。
税金の安い国もしくは無税の国
世界にはそういう国があります。
そういう所を上手く使って
大企業とかが税金を回避したりしていってるんですけど
そういう地域のことだと思ってもらったらいいです。
海外の保険を使った投資の事です。
要はオフショア積立保険はその様に思ってもらえればと思います。
海外の保険だと思ってもらえればいいです。
投資商品と保険がセットになったもの。
毎月積み立てで購入していく。
これ自体は日本の保険と変わらないんですよね。
死亡時が生命保険の役割で生きている間は投資としてドンドン増えていきます。
●なぜオフショアが有利なのか
(1)とにかく高い利回り
日本の保険では考えられないぐらいの高い利回りです。
結局保険会社などの制限が少ないので日本では買えない豊富な金融商品を買えます。
(2)税率が低い
運用中の利益に関わる税金が無料なので(保険会社自体が)
より資産を増やしやすい有利な環境です。
(3)投資からの収益は税金がかからない
私達日本在住者は受け取る時にかかります。
(4)ジャパンリスクの回避
海外の資産を持てます。
●オフショア投資のルール
仕組みをザックリだけ知っておいて欲しい。
普通の日本の保険と違って口座が二つに分かれています。
口座というのは聞きなれないかもしれませんが
銀行口座のようなものを持ちます。
(1)初期口座と貯蓄口座
ザックリお話ししますのでそういうものなんだと聞いていただければ。
初期口座というのは最初の2年間積み立てる口座です。
1回入れたら解約時まで動かせない。
出せないという口座。
ロックされてる口座です。
貯蓄口座というと3年目から積立てていく口座でこっちは自由に引き出せます。
毎年かかる手数料が違います。
(2)IFA(代理店&投資のアドバイザー)を通じて加入する
Independent Financial Advisor
独立系ファイナンシャルアドバイザー
代理店を通じて加入します。
直接保険会社と契約する訳ではなくてIFA=代理店というのを通じて加入するというのが基本です。
だから私達契約者とこのIFAが間に入って保険会社と契約する。
このIFAというのがどんな商品を実際に買っていくかというのは保険会社に指示を出します。
この人はこういう金融商品を買った。
こういうのを『ポートフォリオ』と言うんですけど
「こういう株式を買って下さい」
「こういう債権を買って下さい」
「ここのファンドを買って下さい」
そういう指示を出していく。
代理店と投資アドバイザーがセットになったような役目をこのIFAはします。
●オフショア積立は良い?悪い?
詐欺ではない。が、、、
詐欺まがいの商品を日本で売る悪徳ブローカー達が本当に蔓延しています。
大体日本でやってる無料のセミナーとか
FPとかから流れてくる話とか
海外の積立はほとんどが悪徳商品なのでメッチャ気をつけて下さい。
契約者との間にブローカー=紹介屋が入るんですよ。
IFAは海外の会社ですからね。
ここにブローカーが入ってきます。
このブローカーがひどい。
IFAは海外の会社なので日本で営業活動しないですからね。
ここにブローカーが入ってきて保険会社からマージンをもらう。
このブローカー達が日本で無料セミナーをやったりして
「海外に資産を持ちましょう!」
とかそれっぽい事をいっぱい言って売っていく。
これ契約してる人がたくさんいると思うので気をつけて下さい。
日本でのセミナーはほとんどブローカーがやってて本当に悪い商品を売りつけています。
~~~つづく~~~
Special Thanks college president Ryo.