「会社員と個人事業主の制度の違い:年金・扶養」
〜前回のつづき〜
※主な用途
年金保険というのは老後のリスクに備える保険です。
本当はこの年金保険の中にも3つ有ります。
・老齢基礎年金
あなたがイメージする年金といえばこれじゃないでしょうか。
65歳から貰えると言われているのはこの部分の年金の事です。
(本当に貰えるかどうかはさておき2023年現在は支給されています)
最近は10年以上払ってたら貰えるようになりました。
昔は25年縛りでした。
・障害基礎年金
年金をまだ支払っている最中だけど事故などて障害が残った時に貰える年金です
・遺族基礎年金
年金をまだ支払っている最中だけど加入者が亡くなってしまった場合に支払われる保険証です。
これらを含めて年金保険と言います。
国民年金と厚生年金に加えてたまに企業年金というのもあります。
企業年金というのは会社が用意する私的な年金制度です。
要は3階建て。
(年金制度の3階建て
出典:https://sure-i.co.jp/journal/pension/entry-80.html)
これは国がやってるんじゃなくて会社が勝手に用意してくれている年金制度だから
いいとか悪いとかいうものではありません。
もちろんやってくれるんだったらいいと思いますけどその内容によります。
なので企業が勝手にやってくれる分なので国が用意しているものではありません。
これ結構ゴッチャになっちゃったりするんですけど
もしも企業年金に入ってたとしたら3階建になるという事です。
将来貰える分がそれだけ増える。
その分引かれる分も有ると思います。
(3)労働保険
これは会社員が入れる保険です。
逆に言うと会社員しか入れない。
ⅰ)雇用保険
失業保険ですね。
会社を辞めて次の職場が決まるまでに一定期間休職中に貰えるお金とか
失業保険という名前で結構親しみが有るんじゃないかと思います。
ⅱ)労災保険
業務中や通勤中に怪我などした場合に支払われる保険です。
●会社員と個人事業主が入れる保険の違い
(1)個人事業主の場合
入れる保険は主に2つです。
・国民健康保険
・国民年金
(2)会社員の場合
もう少し充実してて
・健康保険
・国民年金+厚生年金
・労働保険(雇用保険+労災保険)
●加入方法の違い
(1)個人事業主の場合
市区町村に行って自分で手続きする。
(そんなに難しいものではないです)
(2)会社員の場合
会社が手続きしてくれます。
●扶養制度の違い
(1)個人事業主の場合
国保と国民年金というのは扶養制度がありません。
(2)会社員の場合
健康保険と厚生年金には扶養制度があります。
わかりにくいと思うので後述したいと思います。
〜〜〜つづく〜〜〜
Special Thanks college president Ryo.